Rビギナーズガイド

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初心者用のガイドができました。

インストールガイドに続いて、 Rやプログラミングすること自体が初めての人向けに ビギナーズガイドを用意しました。

https://syunsuke.github.io/r_beginners_guide/

教科書的なものでプログラミング言語の文法を勉強しても、 いざ実際にコードを書こうとすると、 IDEの役割がわからなかったり、 基本的なコンピュータのファイルシステムの扱いが分からなかったりすることがあります。 そのあたりのRそのものの知識ではないけれど、 プログラミング一般に絶対に必要となるであろう情報を含めつつも、 初めて聞く人にとっては情報が多すぎて混乱しない程度に情報を省いて 読みやすくしたつもりです。

さて、パソコンに疎い人にパスの説明をするのは、いつもむつかしいと感じます。 私自身、初心者の頃、パスという単語をなんとなく知っているつもりで、 実はよくわかっていなかったという経験があるので、余計に気になる単語だったりします。 パスは単純にファイルシステム上にあるファイルの場所を特定するための文字列のことです。 Windowsユーザーで自分で直接書くことは無くても、 ファイル指定する時にダイアログ等で指定した結果として、 何となく目にしているフォルダ名とファイル名の組み合わとして見たことはあると思います。 ですから、何をそんなにパスパス大げさに言っているんだ? という風に不思議に思う方もおられるかもしれません。 しかし、実際にコンソール上で教科書等を写してみて、はじめて、 上手くいかないことが起こります。 パスの表現に絶対パスと相対パスの2種類あることやカレントディレクトリの概念を知らないからです。 これは、ルールとして2種類の書き方があるということを知らないというよりも パソコンのシステム上で絶対パスと相対パスの両方の表現の仕方が必要だということを知らないからなのです。 この辺りのことを理解してもらえると、いろいろとスムーズに考えられるかなと思い ビギナーズガイドで述べています。

また、R Notebookは、割と新しい機能であり、 更に、日本語が普通に使えるようになったのは、ほんのつい最近のようです。 ネット上では、Rマークダウンについて書かれているものは多いですが、 R Notebookそのものについて書かれているものは、それほど多くありません。 レポート等のちゃんとした用途として使う必要は全くなく、 コンソールにコマンドを入力するのと同じように、 チャンクに書き込んで実行すればよいだけです。 長いコマンドの編集作業も楽ですし、すべての流れをそのまま保存できます。 教科書等を見ながら、いろんなことを試す場合にも R Notebookを使うとすごく便利だと思います。

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